仕事

ハードワークだった大企業を1年で辞める話

ハードワーク経験前の考え

私が現在働いている会社(と言っても今週辞めますが、、、)は、入る前から「給料はいいけどハードワーク」という噂でした。

私はこれまでの社会人人生で忙しかったということがほとんど無かったので、逆に忙しいということを経験してみたいと思っていました。そのこともあり転職前の当時は、給料が安くてハードワークならそれはただのブラック企業だけど、給料がいいならハードワークでもやりがいがあっていいじゃん、成長もできそう、コンサル業界とかそういう感じだよね~。 ぐらいに思っていました。

実際に会社はハードワークだったわけですが、この考えは間違えだったということがわかりました。事実、1年で辞めることになりました。

実際に経験してみてわかったことは、

  • ハードワーク = やりがいがある わけではない
  • ハードワークだと、人は成長しない

ということです。

ハードワークとやりがいは違う

ハードワークとやりがいは違います。

企業の勤め人である以上、自分が望まない仕事は必ずあります。それは往々にして作業的な仕事で、ワクワクすることはない単調で体力や精神が疲労するものです。そしてハードワークたらしめるのは、この単調にしてつまらない、それでいて実行するのは大変な仕事が積もり積もるからです。

そのような状況にやりがいがあるわけありません。ハードワークとやりがいの両立は、独立して順調に事業規模が拡大して、自分のやりたくない仕事は全てアウトソーシングできるようになって、はじめて成立します。

ハードワークだと人は成長しない

今の会社の代表は、ハードワークが人を成長させるという考えの持ち主で、それを社員に広めていました。やはり一代で大企業を築いたということもあり、カリスマ性があってプレゼン能力が高いため、若手を中心に周りの社員もその考えに感化されている感じでした。みんな基本的に仕事が好きで、会社に夜遅くまでずっといる人が多かったです。

私はこの雰囲気になじめず、みんな社畜感がはんぱないとか思っていました。机の作業スペースが狭くて、椅子は安物、人口密度が高くて、ここはタコ部屋かよ、と内心で一人ツッコミしてました。

仕事にある程度の負荷があるほうが、人は成長します。これは間違いありません。しかし負荷とは仕事の内容的なことであって、拘束時間や作業量が増えることとは違います。代表も最初は前者のニュアンスで言っていたのだと思うのですが、なぜか会社には後者の意味でのハードワークが蔓延していました。

ハードワークが成長に結びつかない一番の理由は、プライベートで勉強する時間も気力も無くなってしまうからです。会社の仕事をいくらがむしゃらにしたところで、成長の度合いはたかが知れています。身も蓋もないことをいうと、3年間、1日平均12時間働き続けた場合と1日平均8時間労働の場合、3年後の成長度合いはそれほど差がありません。しかし、1日平均が仕事8時間+プライベートの勉強4時間だった場合、この場合は12時間働き続けた場合より大きく成長しています。

成長するためには自主的な学習が必要
です。しかしそのためには時間や精神に余裕がなければなりません。ハードワークだと時間はありませんし、体力的にもきつかったりします。しかもマインド面では、仕事がきついから休みの日ぐらいはゆっくりする必要があると考えてしまいます。ハードワークしていることが、業務以外では努力をしない自分への免罪符になってしまうのです。

ハードワークが適しているケースもある

とはいえ、ハードワークの全てを否定しているわけではありません。

ハードワークが良くないのは、私のように自分の成長やライフバランスが大事と考える人間、悪く言えば、利己的で自分本位な人間にとってです。

私は社会人のスタートからエリート街道を外れてしまったので、自分の成長そのものを求める傾向が強いのだと思います。エリート街道に乗っていて、一流企業で出世することでビジネスマンとしての矜持を感じる方や、自分の成長より使命感や社会貢献度を重要視する人にとってはハードワークはありだと思います。


以上、ハードワークを1年間経験してみた立場から、ハードワークの是非を考察してみました。

まとめ

自分の成長にとって、ハードワークの環境下を好都合と考えているなら、一度立ち止まって再考してみましょう。

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