トレード全般

トレードで勝つことの大前提

当たり前のことを覆さなければ、トレードでは勝てない

トレードにおいて勝つことを考えたとき、手法うんぬんの前に、まず最初に突破しなければならないことがあります。それは、

当たり前のことを疑えるようにする

ということです。

これはシステムトレードだろうと裁量だろうと、またFXだろうと株だろうと同じことで、全てのトレードにおける大前提とも言えます。

トレードやギャンブルをしたことがない人、もしくは少しやってみたけど撤退した人は、よく下記のようなことを言います。

  • 市場はランダムウォークなので、市場を出し抜くことはできない
  • バイナリーオプションはただの丁半博打なので、最終的に勝率は1/2に収束する。ペイアウトの率だけ負けることになる
  • 競馬は控除率25%だから、トータルでは負けることになる

これらは全て当たり前のこととされています。

しかしながら、

  • 毎年、市場を上回るパフォーマンスを上げるトレーダーはたくさんいます
    バフェットが最たる例でしょう。他にも機関トレーダーで生き残っているプロは総じてこの例に当てはまります。彼らは市場を上回ることができなければ解雇されます。
  • バイナリーオプションで荒稼ぎした人はたくさんいます
    金融庁の規制が入るまで、GMO証券のバイナリーオプションの収益ランキングで毎月名を連ねていた常連がたくさんいました。
  • 競馬でメシを食っているプロもいます
    少し前に億を稼いだ人が、負け馬券は経費にならないと税務署に不条理ないちゃもんをつけられて話題になりました。

のように、当たり前といわれていることと相反する事例が存在します。

これらのことからも、トレードで勝つということは当たり前のことを疑い、それを覆す行為と言えます。

当たり前を覆すには

ではどうすれば、当たり前のことを覆すようになるのでしょうか。それは当たり前の歪みを見つけて、そこを突くしかありません。

上記で述べた、市場とバイナリーオプションと競馬の当たり前の例は、基本的には事実です。間違いではありません。ただし、この説を肯定するには、何も考えずにやったらという条件がつきます。この前提条件があるときだけ、事実になります。あるいは全ての権利を購入したときは、事実になるとも言えます。

適当にトレードしたら、市場を上回るパフォーマンスはでません。バイナリーオプションを適当にしていたら、勝率は1/2になるでしょう。競馬は適当に馬券を買ったり、全ての馬券を買ったら元手の70~80%の払い戻しになるでしょう。

しかしこれらはサイコロやじゃんけんのように、純粋な確率が支配するものではありません。ある局面においては、確率に歪みが生じます。例えば強い上昇トレンドの渦中で材料もなく価格が下がったとき、その後の価格の方向は単純な1/2にはなりません。上昇する確率の方が高いはずです。その歪んだ確率とリターン金額の積が賭け金を超えたとき、つまり期待値が1を超えたときにベットし続ければ最終的に勝つことができます。その確率の歪みを見つける方法が、手法やエッジと呼ばれるものになります。トレードで勝つ方法を探すという行為は、確率の歪みを見つける行為そのものになります。

しかし確立の歪みを見つけるのは、簡単なことではありません。仮説をたて検証する必要があり、仮説を立てるには知識と経験が必要で、検証するには膨大な時間が必要になります。困難だからこそ、多くの人が負け、勝ち組に回った時はリターンが大きいのです。この困難さとリターンが、トレード最大の魅力です。

余談

ゲスト
ゲスト
なるほど、当たり前を疑うか。いい話だったよ。
ラーナー
ラーナー
ありがとうございます。
ゲスト
ゲスト
「EAは購入しても勝てない」という当たり前を疑うことにするよ。
ラーナー
ラーナー
え・・・
ゲスト
ゲスト
いいEAを見つけたんだ。EAは勝てないっていうけど、それは適当に買った場合さ。吟味した結果、これは間違いなく儲けられるね。
ラーナー
ラーナー
お、おう。。。

ということには、ならないで下さいね。

当たり前を疑うというのは、あくまで自発的に動くことです。歪みは自力で見つけて下さい。当たり前を覆す話が受動的であったり他力本願であったりする場合は、それは高確率でただの詐欺です。

良いEAを見つけることや、おいしい話を入手することにも努力を要すると思いますが、方向性を間違えないで下さい。リターンを得るために自分がした努力にプライドを持てるか、努力の末の成果なのでリターンを得るのは当然の権利と思えるか、一度考え直してみましょう。

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